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Film

​わたし...とは、どのように在りたいか?

​考え続け、動き続けて

遂に八十年余りも経った。

​もどれない処に翔んでしまう

​怖さを

​からだが感じたくて創り、

​踊り続けてきた。

​今、

​目の前に迫った「白道」を

 疾走するか、

​ゆらゆらするか、

​踊りながらか

​思案中

2018年1月 三条万里子

プロフィール

3歳で大野弘史に入門、1952年に独立。

1962年、アルビン・エイリーに招待されて渡米。

1964年までエイリー及びドナルド・マッケイル両舞踊団のソリストとしての公演活動。その間、マーサ・グラハム、ホセ・リモン、ルイ・ホースト (振付) に師事。1966年フルブライト奨学金を得て再渡米。

 

以来、活動と生活の本拠をニューヨークにおき、日本での公演活動と指導も多数行う。独自の指導法で多くの人々と交流し、その活動は2004年まで続く。

 

この間、音楽・バレエ批評家協会賞(1966)、文部省芸術祭奨励賞(1968)、New York State CAPS (Creative Artists Program Service)Award振付賞(1978)を受ける。

 

また、1976年より1979年までアーチスト・イン・レジデンスとしてニューヨーク市立大学の振付に籍をおく。1980年、国際タンツアカデミーの招聘によりドイツ・ケルンにて国際振付コンクールの審査及びセミナーと公演を行う。

 

代表作として、ニューヨーク初演の「土偶ーJOMON」「鳥」及び「Voice I~VII」「舞踊論 I~IV」のシリーズなどがある。ニューヨーク、東京を主にケルン、サンフランシスコ、ソウル、テルアビブ、エルサレム、名古屋、大阪などで上演された。

 

2002年8月、「イカルスのようにを刊行。(太陽出版)

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